
個人開発アプリをはじめてリリースする
このナレッジベースは2019年ごろに書いたものです。当時はMonacaを利用して開発していました。FlutterFlowにも通じる部分もありますが関連性が低いことをあらかじめご了承ください。
話は前後するが、App Storeでアプリを公開しようとするとぶつかる第一の壁が「リジェクト(却下)」である。
Monacaの開発環境にも慣れて1ヶ月も経たないうちに、ブログが読めるアプリとして形になったので、「とりあえず申請してみるかー」と軽い気持ちで最初のビルドを行いAppleの審査に挑みました。
結果は…
「4.2 Minimum Functionality」
ブログ記事が読めるだけの正真正銘のクソアプリ認定である。
機能を追加すれば審査に通るみたいな情報があったので、JavaScriptのコードと睨めっこしながら学び、なんとかFirebaseでチャットを動かせるようになりました。
チャットもできるブログメディアの誕生である。
それでも当然の如く突き付けられるリジェクトの通知と闘うこと1ヶ月、対象デバイスをiPadに対応するように設定していると、iPadのスクショがないと審査に通らなかったり、ユーザー生成コンテンツは利用者が投稿の通報やブロックする機能や、自由に削除する機能がないと審査に通らないなど、様々なガイドラインにぶち当たりながら修正を繰り返していましたが、「4.2 Minimum Functionality」のリジェクトから抜け出すことはできませんでした。
本業も忙しくなり心が折れた僕はあっさりとアプリ開発を諦めました。
時は経つ事4ヶ月。
Appleが伝えたい「4.2 Minimum Functionality」の真意は「コンセプトを見つめ直せ」ってことなんですね。
それに気がついて「できる範囲の技術でコンセプトを考え直そう」と思い立ったのが6月のことでした。
そして生まれたコンセプトがこれ。
コロマリは古き良きインターネット文化を現代にそれとなく残すために作られた、文字でのコミュニケーションを中心とした雑談チャットアプリです。WordPressのアプリ化を諦め、チャット機能だけに絞り、いくつかのチャットルームを用意して、それっぽい形になりました。アイコンを作り直し、コンセプトに続く説明文を練り、審査に提出したら思った以上にあっさりと審査は通り「配信準備完了」となりました。笑
苦節半年、実際には4ヶ月くらいサボっていたので、2ヶ月くらいの開発期間なのだけど、6月に無事に審査に通り、無事にリリースまでたどり着きました。
しかし、そこから本番!慌ただしい4ヶ月が始まりました。7月末の学生が夏休みに入る頃には全力で集客ができるように期日を定め、怒涛の開発期間に突入します。
利用者がいない事には開発のモチベーションを保てないので、広告費をかけてユーザーを集め、「ボタンのタップの反応が悪い」「投稿時間が分からない」とかのフィードバックをもらっては修正し、「アイコンの自動生成」「返信機能」「使い方の説明ページ」「お気に入り機能」などの機能を充実させたり、フォームのデザインなど細かい調整をたくさん行いました。今思うとAppleの審査通ったのが不思議なくらい当たり前のことができておらず、逆に言えばコンセプトだけでも整っていれば審査に通るのかもしれません。
ぼんやりと「古き良きインターネット」の意味合いが通じて、愛用してくれる人がちらほら出てきたので開発は捗り、知り合いに見せても恥ずかしくないレベルまで完成度が高まったのが9月末の話です。
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